アマゾンを装ったメールが届きました。
メールは文は以下のとおりです。
差出人
Amazon.co.jp <amazon@supports.co.jp>
宛先
*******@***.biglobe.ne.jp
件名
■重要■Amazonプライムの自動更新設定を解除いたしました!更新してくださいNO6846222448713856108
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本文の内容
Amazon.co.jp
Аmazon お客様
クレジットカード情報の更新、追加などにつきまして、以下の手順をご確認ください。アカウントサービスからAmazon情報を管理するページにアクセスして、更新してください。
また、Amazonプライム期間が終了したら、 お急ぎ便無料 や プライム・ビデオ見放題 などのプライム会員特典のご利用ができなくなります。(主なプライム会員特典を確認するには こちらをクリックしてください)。早めにお手続きの程よろしくお願い致します。
継続してプライム会員特典をお楽しみいただきたい場合は、「Amazonプライム会員情報の管理」ページにて「会員資格を継続する」 をクリックしてください。
会員情報の管理ページで確認 ⇒リンクが張られている
***https://www-amazon-admin-links.clicks-index-homepage-into.buzz/
なお、24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください。
アカウントに登録のEメールアドレスにアクセスできない場合
お問い合わせ: Amazonカスタマーサービス。
Amazonサービスをご利用いただき、ありがとうございました。
調べてみました
このメールが本当に迷惑メールスパムであるかどうかを確認するため、以下の3つのチェックポイントを詳細に調査しました。
1. 宛名の有無
メール本文に「Аmazon お客様」と記載されており、具体的な宛名が記載されていません。通常、正規のメールであれば、個別の顧客名が表示されるはずです。この点は非常に怪しいと言えます。
2. 差出人のメールアドレスの正規性
差出人として表示されているアドレスは amazon@supports.co.jp です。Amazonの公式ドメインは通常 amazon.co.jp または amazon.com です。supports.co.jp というドメインはAmazonの公式なドメインとは異なり、非常に疑わしいです。
3. リンク先のURLの正規性
メール内のリンクは以下の通りです:
***https://www-amazon-admin-links.clicks-index-homepage-into.buzz/
このURLはAmazonの公式ドメインではありません。公式のAmazonのURLは amazon.co.jp または amazon.com であり、このような複雑な構成のURLは使われません。リンク先が公式でない場合、フィッシング詐欺の可能性が高いです。
その他の注意点
文章の不自然さ:メールの文中に「Аmazon お客様」や「アカウントに登録のEメールアドレスにアクセスできない場合」など、不自然な日本語や文法の間違いがあります。正規の企業メールであれば、こうしたミスは通常発生しません。
緊急性を煽る内容:24時間以内に確認しないとアカウントが制限されるという記述は、受信者に急いで行動させようとする典型的なスパムの手口です。
実在しないリンク:リンクがクリックされると、不正なウェブサイトに誘導され、個人情報やクレジットカード情報を盗まれる可能性があります。
まとめ
上記のチェックポイントを踏まえると、このメールは明らかにフィッシング詐欺の疑いがあります。以下の対策を取ることを強くお勧めします:
メール内のリンクをクリックしない。
送信元のメールアドレスが公式であることを確認する(例:amazon.co.jp、amazon.com)。
個人情報やクレジットカード情報をメール内のリンクを通じて入力しない。
公式のAmazonサイトに直接アクセスし、アカウント情報を確認する。
これらの対策を徹底することで、フィッシング詐欺の被害を防ぐことができます。
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